コラム Column

選択理論を探求する 家庭やビジネスなど、様々な分野での選択理論の活用を探ります

もしも、「自分は不幸だ」と感じることがあるなら

その他 2015/04/14

人生のなかでは、なんとなく気分が落ち込んでしまうときや、

あまり幸せを感じられないときもあるかと思います。

 

選択理論心理学によると、

人の不幸感を生み出しているのは4つのパターンがあると説明しています。

 

(1)あなたがして欲しいと思っていたことを相手にさせようとしても、
相手がしようとしなかったとき

 

(2)あなたがしたくないことを、相手がさせようとしていたとき

 

(3)あなたも、相手も、お互いがしたくないことをさせようとしていたとき

 

(4)苦痛に感じることやイヤなこと、
不可能だと思えることを無理やり自分に強制していたとき

 

 

もちろん、したくないことを他人に強制されるのは

あまり気分のよいものではありませんが、

意外にも、(4)のように自分自身に対してやってしまっていることがあります。

無意識のうちに、自分にムチを打って無理やり動かそうとしていたり、

一生懸命さゆえに、

「なんでちゃんとできないの!もっと頑張らないと!」と

自分に対してハッパをかけてしまうことはよくあることです。

 

他者との人間関係を近づける【身につけたい7つの習慣】と

それを破壊する【致命的な7つの習慣】という概念があります。

 

「致命的な7つの習慣」と「身につけたい7つの習慣」 

 

自分にとって一番身近な人間は自分です。

 

自分を批判したり、傷つけるのではなく、自分自身を受け入れ、励ましていくことが

他者とも良い関係を築き、幸せを最大限に感じるためのポイントです。

 

ぜひ、自分という人間に対して、

この【身につけたい7つの習慣】を使うことを意識してみるとよいかもしれません。

コラム一覧へ戻る

用語紹介

ディスコネクテッド

グラッサー博士は、温かい人間関係がない状態をディスコネクティッド(disconnected)と表現している。

一覧を見る