あなたは人生の中で、遠距離恋愛を経験したことはありますか。
人によっては相手との距離を適度に保つことができていいと感じるかもしれませんが、普段は当たり前のように一緒にいた人となかなか会えなくなるというのは、なんとも言えない寂しさを感じるように思います。
距離が離れていると、相手の気持ちが見えにくくなってしまったり、自分の気持ちがうまく伝わらなかったりと、ヤキモキすることもあるかもしれません。
では、どうすれば二人の間を隔てている距離に負けず、
良いお付き合いを続けていけるのでしょうか。
そのコツは、
「自分でコントロールできること」と「自分にコントロールできないこと」をしっかり分けることです。
選択理論心理学によると、自分でコントロールできるのは、自分の行為や思考であり、
自分の感情や生理反応は直接はコントロールできないと言われています。
つまり、遠距離恋愛になってしまったことや、離れ離れになって感じる寂しさはなかなか自分ではコントロールできないものですが、その状況に対して、自分がどんな見方をしてどんな行動を取るのか、つまりどんな未来を創っていくかは自分でコントロールすることができます。
遠距離恋愛でも二人の関係がうまくいくために、
あなたにできることを考え、それを実行してみましょう。
例えば、毎週土曜日は必ず電話をすると二人で決めるというようなことは良い選択かもしれません。次に会ったときには何をしたいか、どこに行きたいかなど、二人で一緒にできることを考えると二人の関係は深まり、頑張るエネルギーが沸いてくることでしょう。
また、自分の気持ちをじっくり伝える良い期間だと考えて、相手への感謝の気持ちを込めて、手紙を書いてみるのも良いかもしれません。相手を大切に想うあなたの気持ちを嬉しく感じてくれるでしょう。もしかしたら、会えない時間が、会えた時の喜びを大きくしたり、一緒にいられることの有難さを感じさせてくれるのかもしれません。
相手のために、自分ができることを考える。そんな時を、ぜひ楽しんでくださいね。