日常での応用範囲

結婚・恋愛~心理学をもとに「ふたりの幸せ」を研究~

厚生労働省の人口動態統計によると、2008年に離婚したカップルは約25万1000組あります。
これは約2分5秒に1組が別れているという数字です。
不幸な理由で離婚する場合の原因の多くは、互いに自分が正しく、相手が間違っていると考え、相手を変えようとしたことにあります。
それにより、人間関係が悪化すると、家にいることが苦痛になるため、家に帰らなかったり、お酒で気を紛らわせたり、不倫に走るといった逃避行動を取ってしまいます。

人間関係のサイクル

選択理論を学ぶと、お互いの欲求の違いや、上質世界(特に強く求めているもののイメージ写真)の概念を知り、お互いをより深く理解することが出来ます。また、相手を変えることなく、良い人間関係を作る方法を学びます。互いに結婚を上質世界に入れ、常により良い結婚関係を作ることを目指すことで、幸せな結婚生活を送ることが出来るはずです。

家庭での活用 ビジネスでの活用 学校での活用

もっと選択理論について知りたい方

グラッサー博士の選択理論 - 幸せな人間関係を築くために
夫婦・親子・教師と生徒・マネジャーと従業員との上質な人間関係のあり方を明解に説き明かす。

幸せを育む素敵な人間関係
米国の精神科医、ウィリアム・グラッサー博士が提唱する選択理論を分かりやすくまとめた本書。

用語紹介

知覚のレベル
選択理論において、「知覚が高い」・「知覚が低い」という表現が使われる場合、『個人による解釈がどれくらい加わっているか』ということを意味する。知覚が高い:個人の価値観がより反映され、意味付け・解釈がなされている知覚が低い:意味付け・解釈を行わず、ありのままを捉える...
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