用語集 Words

リアリティセラピー(現実療法)

Glossary

リアリティセラピー(現実療法)

リアリティ・セラピー(現実療法)とは、選択理論をベースにしたカウンセリング手法である。リアリティセラピーが他の療法と大きく違う点は、過去ではなく現在に焦点を合わせ、より良い将来を選択するお手伝いをすることである。選択理論は、人が幸せな人生を送ろうとするなら、過去がどんなものであろうと、今を生き、今の情況で計画したほうが、より望む結果を手に入れやすいことを教えている。そのため、「リアリティセラピーは、効果のある療法といえる。リアリティ・セラピーの実践にあたっては、温かい信頼できる関係をクライアントと築き、クライアントの望んでいるものと、現在選択している行動を自己評価に基づいて、達成しやすい願望を手に入れる方法をともに考える。グラッサー博士の選択理論は、教育分野ではグラッサー・クオリティ・スクールの中核である。また、マネジメントの必要な領域では、リード・マネジメントを支える基本理念である。

更新日: 2014年12月13日

用語集一覧へ戻る

用語紹介

ベンチューラ校
ベンチューラ校とは、カリフォルニア州の教護施設に設置された学校で、1956年にグラッサー博士が精神科医として学校に関わった最初の学校である。女性対象で、15~19歳の問題を起こした生徒が入れられていた。精神科医の研修では「少女の非行の原因は家庭の貧困にある」と説明されていたが、彼女たちの意見では、「...
一覧を見る